一木彫り出しローテーブル
平成26年、杉テーブル加工のご相談をいただきました。
山形市のギャラリー絵遊(かいゆう)・蔵大〼(だいます)の中庭に置かれている杉丸太のテーブル。 すでに7-8年は活躍している現役のテーブルでしたが、「脚」を彫り出してもらいたい、というのが館長さんのご希望でした。
軒下にあるとはいえ、木口をべた置きでは雨水がたまって下端が傷む恐れもありました。
接地面積を減らし、安定も考慮して、三本足を選択。
丸太らしい外観は残したいので、脚の高さは靴先が入る程度にとどめました。
館長自ら加工面に柿渋を塗布。
手を加えると材の量は減るけど、若返って長持ちする気がします。
周りの腰かけも、順次柿渋で保護される予定とのことでした。
永く現役で活躍できますように。
ギャラリー絵遊/蔵ダイマス 様ホームページ http://samidare.jp/kaiyu/
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